2010年3月27日
[BGM:Coward ]
bay-fmをお聴きの皆さんこんばんは、堂本剛です。
さぁ【堂本 剛とFashion & Music Book】なんですけれども。
今日は3月27日でねぇ、なんの日~かなぁって調べましたら、
「さくらの日」ということなんですね。『日本さくらの会』っていうのがありまして、
そちらが1992年に制定したという事ですが。掛け算のね、3×9(さんかけるきゅう)、
さ(3)く(9)ら=3×9(さんく)27の、まぁ語呂合せだということですね。
語呂合わせが非常に多いですね、いろいろな制定される理由といいますかね。
そして、またですね、七十二候(しちじゅうにこう)という、
この七十二候というのは、中国のその、古代中国で考案された
季節を表す方式というのがあるんですが。
この七十二候、七十二候、ななじゅうに、気候の“こう”と書いて、
七十二候(しちじゅうにこう)のひとつ、桜始開(さくらしかい)。
桜の開始、を逆にした“始(はじまる)”“開(ひらく)”、
桜始開が、重なる時期であることから、ということでございます。
日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた桜というものを通して、
日本の自然や文化について関心を深めるという日なんですね。
桜はほんとに国花ですから、うん。
あの~、僕もほんと、桜の歌ね、まぁ4月にリリースするっていうことが
多いというのもありまして、桜の歌を書くことが多かったんですね。
で、ちょっとまぁそれもね、いいことなんですけど、
ちょっと違う時期とか、ほんと、出させてくれませんかねっていうことで、
まぁいろいろ話とかもして、今年はちょっとずらして出そうかな、とは思ってますが。
で、なんか、テレビとかのね、人とかとも話すんですよ。
これからテレビはどうなるんだろう、とか、話とかするときに、
やっぱりテレビって、どのチャンネルひねっても、
おんなじような番組やってますよね。
CDも、おんなじようなCD、出ますよね。
でもそれは“いや、ダメなんですよ、そういうことしてたら”
ってわかりながら、やってる人も中にはいます。
音楽業界にも“このままではイカンのだよ。トライしなきゃいけないんだよ”
っていう風に思ってる人も居る。居んねんけど、なかなかそっちに振っていかない。
でも、もうすぐ振られることでしょう。
だって、ちょっとアメリカのね「Yes,We Can」の流れに乗って、
なんかこう“Changeだ”みたいなことを日本国民もちょっと思って、
Changeしたじゃないですか。でもチェンジはしたけど
「やっぱアガらへんねん」って言うのはちょっと失礼やねんけどさ、
そういう人も多かったりとかしてさぁ。
じゃあチェンジって言わんかったらよかったやん、とか思ったりするけど。
でもその、変えるってことは、ものすごくいろんな事に逆に今、気づいてるから、
いいことなんですよ、うん。
チェンジして、「あれっ? 思ってたほうに行かへんけど、なんで?」
って言ったときに、いろんな問題出てくるんですよね。
「こんなこともあるの?」
「これもあんの?」
「えっ、そんなんもあるの?」
みたいなことで、事情に気づきましたよね…いわゆる国民が。
「あっ、それやったら、こうせなあかんて」っていう答えに、
今どんどん、どんどん導かれているんですよ。もの凄くいい事ですよ、だから。
音楽業界とかも、テレビ業界とかも、ガラッて変えたときに、
「なんで、なんで?」ってなったときに、
「あっ、テレビってこんな風にして作ってたん」とか
「えっ、音楽ってこんな感じでやってんの?」みたいな。
たぶん、そのへんの細かいこと、わからないじゃないですか、みんな、正直。
僕は関わってるからわかるけど、う~ん。
そこって、わかった上でやっぱり消費者は、ゲットしたらいいなと思います、僕。
お金払ってチャンネルみたらいいと思います、うん。
そこをちょっとふわ~っとしてね、いくのも、どうやろうかなっていう…。
でもそれは、「おいおい、何言うてんねん」て言う人もいるかも知れへんけど、
それがほんとに現実となれば、日本に今以上に、スキルのある、
才能のあるアーティストや、たとえば作家さんとかテレビマンとか、
女優さん俳優さん、いろんな人、ほんと出てくると思いますよ。
そこから、日本てやっぱすごいなって思われるような、文化が生まれてきて。
で、海外に対しても、今以上の説得力だったりとか、
今以上のキメ細かさだったりとか繊細さだったりとか、
なんかそういうものを絶対伝えられるはずなんですよね。
だから日本の人たちが、今のシステムに乗っかって、
「はい、はい。はい、はい。」「ですよね、ですよね。」じゃなくって、
「こうなんじゃないですかね」って、みんな一人一人が言い始めたら、
いいのにって思うんですよ。まぁまぁ、ちょっと熱く語りましたけれどもね。
この桜という花から、そういう熱い想いにまで繋げてしまうというか、
僕はそういう花だったりもします。
ただただきれいだな、ということではなくて。
この桜がこの時期に、何を訴えてるんだろうっていう気分があるんですよ。
毎年毎年、その…繰り返していくんです。春・夏・秋・冬・春・夏・秋・冬…です。
この繰り返されるという事が、如何に重要かということですよね。
[BGM:Kurikaesu 春]
桜の季節になって「あぁまたきれいやな」っていうだけじゃなくて、
何かに気づいていくっていうことも、
皆さん、あの~自ら行ってみてはいかがでしょうか。
さぁ、ここでじゃあですね、その春というか桜の歌、春の歌、聴いていただきましょう。
『Kurikaesu 春』どうぞ。
-♪ 『Kurikaesu 春』 244ENDLI-x ♪-
[BGM:濡れ鼠インスト]
あらためまして、こんばんは。堂本剛です。
さぁ【堂本 剛とFashion & Music Book】お届けしておりますが。
今日はですね、ファッションの、相談と言いますかね、お便りいただいております。
☆ひよさん。
<最近、春物の洋服を買いました・・か?
今年の春の剛くんおすすめのファッションアイテム、
気になるもの、何かありますか?>ということで。
う~ん、何があるかな~ってちょっと考えたんですけれども。
う~ん、たぶん、ガウンですね。ちょっと薄手のガウンとかを、
部屋でもそうですし、外に着ていけるようなガウンとか、
ちょっとこれはいいんじゃないかなぁと。これをカッコよくまた着れば、
流行らせることも出来るんじゃないかなぁって、いう風に思ってますけれども。
ガウンはねぇ、本来外に着ていくもんじゃないですから。
やっぱり部屋着というかね、ちょっとこう…
リッチなねぇおっちゃんがブランデー持って、みたいなイメージありますけれども。
でも今、ガウン探せばほんとかわいいガウンいっぱい出てまして、うん。
組み合わせていけばほんとに、アウターって、まぁコートですよね。
コートのビジュアルなんですけどガウンだったりとか。
あとはヒモをちょっと緩く締めてあげて、裾をちょっとだけ上げるっていうか、
重なった部分をちょっとつまんでですね、上にちょっとだけ引っ張ってやると、
あの~胸周りがちょっとモタるんですよね。
そうすることによって、ガウンっぽさがちょっと減るんですよ。
だからコートっぽい、ガウンっぽいコート、みたいになっていくっていうか、うん。
で、そういう風にして、自分の持っているアイテムと組み合わせていくのも、
ちょっといいんじゃないかな、とか。
あと、なぜか最近ね、アロハシャツみたいなのをまた、引っ張り出してきてますね。
ほんと着なかったんですけどね、アロハとか。
でもなんか、久しく着てないなっていうのと、もっ1回きそうな感じっていうか。
ちょっとなんか感じたんで。ちょっとまたアロハ、
引っ張り出してきたりとかしてますけれどもね。
ファッションはほんとそういう風に、予感ですよね。
僕、だいたいヘアスタイルも、アシメとかもそうですけど、
だいたい飽きて、流行りますよね。だから3年前とか、2年前とかに
よくやってるんですよ。レギンスとかもそうですからね。
レギンスも女の子から流行っていって。これ、いちばんいい流行り方なんですよ。
女の子から流行っていって、今や男の子が柄柄のレギンス穿いて短パンっていう。
それ、当初やったときに、ヘンタイって言われましたからね。
「なんなんですか? そのヘンタイは」っていう。
「いやいや、ヘンタイいいじゃないですか、最高じゃないですか」って言って、
柄っ柄のレギンス穿いて短パンみたいなね、よくやってましたけれども。
そしたら今や普通に、商品として出るからみんながやっていく訳じゃないですか。
みんながやっていくと、なんにも言われませんよね。
アシンメトリーやったときも、ちょっと精神に異常があるんじゃないか、みたいな、
大丈夫ですか、みたいな。「えっ?なんも大丈夫ですよ」(笑)みたいな
「すごい普通なんですけど」っていう。
まぁそういうのは、つきものですよね。
ファッション、誰もやってへんことをいちばん最初にやったりすると、
そう言われるのはもうつきものですから、まぁしゃあないんですけど。
まぁ「もう飽きたな~」っと思ってやめたぐらいに、
いつも流行るなぁという印象がありますね。
だから、もしこのガウン、を、まぁ、やるとするじゃないですか。
まぁ今年やっても、今年そんなに人口が増えなかったとしても、
来年、早くて来年ですよね。それか、もう来、来年ぐらいに
ガウンがめちゃめちゃ流行るみたいな、ことになっていくでしょうね。
あと街中最近、このウエストポーチをね、
斜めがけして胸の前で持ってるみたいな男の子、増えてきましたね。
ものすごい多いな、と。まぁ生意気言うとちょっとパクんなよ、と思うんですけど。
まぁでもパクリたい放題ですから、僕の場合は。
もう全然パクっていただいていいですけれどもね。
続きましてね、
☆けいさん。
<剛さんがイメージキャラクターをやられているadidasのスニーカーを、
ショップまで見に行きました>と。でね、僕が履いてたのは赤色なんですけれども、
<イエローのスニーカーに一目ぼれをしてしまって購入した>というこの方は、
<いざ履いてみると、鮮やかなイエローのインパクトが強くて、
上に何をもってきたらいいか迷っています。足元がイエローの場合、
洋服は何色が合うと思いますか?>ということなんですよね。
う~~ん、まっ、これね、素材も大事なんですけど、
色だけでいうと、ほんとグレーとかも、パンツがグレーとかもかわいいと思うし、
まぁ、深緑とかでもかわいいですね。
僕やったら、たぶん深緑が限りなく青に近いパンツとかで。
で、インナーをなんかちょっとパープル系を入れて、でアウターは紺色にします。
だから実際その、紺なのか緑なのかみたいなのがわからへん上下になるんです。
で脱ぐと、パープルと緑っぽくて足元は黄色っていう。
攻めるならば靴下は赤ですね。
で、う~んまぁストールとかそういうのは全然自由でいい、
めちゃめちゃハデなヤツとか地味なやつでもいいし。
…にして、で、頭に赤とかもってきますかね。
ベレー帽とかキャプとかニットとか、赤もってきて。
で、ヘンタイに思われたければ、白フレームの伊達メガネみたいな。
か、サングラスみたいな。が、めちゃめちゃいいでしょうね。
こうやってもう、想像の中で黄色履いたらこうかな、みたいな、思うんですよ。
で、今僕はパンツって言ってんのはスウェットパンツなんですけど、イメージとしては。
で、紫はなんかロンTとかだったらかわいいかなぁと思いますけど。
アウターはブルゾンでもいいし、まぁちょっと丈の短いコートでもいいし。
だからファッションって、あの~とにかく合わせてみるっていうのがいちばんですね。
だって、取り返しのつかへんことにならへんわけじゃないですか。
「あっ、違う」と思たら脱いだらいいわけですから。
絵の具を塗り重ねていくとなると、あっ取り返しつかへんってなるけど、
パソコンの上で絵描いたら、取り返しつくじゃないですか。
だからグラフィック、そのパソコンの上でやる分にはどんどん足してったら、
と思うんですよね。容量が重たくならない程度に、どんどん足していけばいいと思うし。
ファッションだって、自分で着て脱いで着て、
重ねてまた脱いでってやっていけば、いいものやから。
これってどうやって着たらええねやろ、何が合うねやろうっていうことを、
自分で楽しんだらいちばん最高ですよ。
だからルールとしては、やっぱり全身鏡ですね。
玄関とかにちょっと全身鏡とか買って置いとくと、
出る前に、あれ?なんかちょっと違うなって気づいて、また脱いだりとかですね。
あとは、前日に“明日コレ”って決めていく。
それで、たたんで寝室に置いて寝る、と。
昔、僕よくそれやってたんですよ、それが楽しくて。
[BGM:Yellow]
でも今はもうなんか、イメージで、ぱっぱっぱっぱっぱってやっていきますけど、うん。
ひじょうに楽しい作業ですから、皆さんも、ちょっとこう
ハデやなぁというものを買ったとしても、恐がらずに、
家で気が済むまで、脱いだり着たり脱いだり着たりしたらええんちゃうかなぁと。
それで自分のスタイルを見つけるっていうことが、
ファッションのいちばん楽しい、大事なことですので。
まぁあの~流行りに影響されるのはそこそこにしてですね、
自分の着たいものを着れば、僕はいいんじゃないかなぁという風に思います。
それでは、今イエローのスニーカーという話がありましたんで、
こちら聴いてきただきましょう、『Yellow』。
-♪ 『Yellow』 244ENDLI-x ♪-
[BGM:Yellow]
さぁ、堂本剛がお送りしてきました【堂本 剛とFashion & Music Book】
そろそろお別れの時間でございますが。
え~最後にですね、こちらRADIOネーム
☆けいさんですね。
<たまに、真面目な相談コーナーみたいなものをしてくれたらな、と思うんです。
剛さんのお話を聴いていると、気づかせられたり答えをもらったりするような感覚が
よくあります。そんな度に、剛さんだったらこのことをどう捉えるのだろうって
訊いてみたいなと思ったりすることがあります。
なので、そんなコーナーをたまに開いてくれたらいいな、と思いました>という。
面目な話でよければ、もういくらでも話しますけどね、僕。
やっぱどうしてもね、真面目な話、さっきの、テレビとか歌でもそうですけど、
真面目な話って、ちょっとね、切られがちですよね。
RADIOでは、のせてもらいやすかったりすることも多いんですよ。
ほんとに僕が伝えたいこと、国民の人たちに伝えたいこと、
ファンだけではなくて、国民に伝えたいと思うことは、
やっぱ切られていきやすいですね。
たとえばその、歌の歌詩の内容でもね、
命のことを歌うとか、その前世レベルとかね、先祖とかね、
いろんなレベルの気持ちに立って言葉とかを書くでしょ。
そうすると、わからへんって言われるんですよ。
まぁ、わからへんと思うねんけど、
それは、何故かと云うと、そこを見れてないからじゃないですか。
なんかそこの、前世レベルの、なんていうのかな、
感謝の気持ちとかを持ちながら生きている人とかは、やっぱわかるんですよ。
で、年重ねた人って命のこと考えてね、生きる瞬間って多くなるでしょ。
そうなったときに、やっぱ、あっこれってこういうこと言ってんねんな、とか、
あぁこういうことを言いたくてこういう例えになってんねんな、
っていうのはやっぱり、感じるっていうんですかね、うん。
まぁあの、真面目なお話、全然かまいませんのでね、皆さんどんどん送ってください。
僕でよければ、なんでも相談のしていただきたいと思います。
[BGM:ku]
さぁそしてですね、お知らせなんでございますけれども、
2010年4月10日に単行本『堂本剛 ベルリン』こちら販売いたします、発売いたします。
特製ベルリンしおり付きということで、初版限定プレゼントは、堂本剛特製ベルリン。
これまた、しおりというかベルが付いてくるんですけれども。
これをですね2,440名の方にプレゼントいたします。
こちらの本は、堂本剛が『PS』という女性ファッション誌の中でですね、
4年以上にわたって連載さしていただいております
『ツヨコレ』での連載ページ54回分に加えまして、
今最もアーティスティックな街・ベルリン、こちらベルリンで撮影しました
最新写真を掲載しております。
そこにはいわゆる、ファッション・アート・ミュージック、この要素をですね、
語った堂本剛の言葉、想いもありますので、
ものすごくさまざまなものが凝縮されたファッションブックになっております。
詳しい詳細はですね、小学館さんのHPまで皆さんアクセスして、
調べてみていただければなぁという風に思います。
こちら、4月10日発売でございます。
そしてもうひとつはですね、『楽天世界遺産劇場 第13回 飛鳥・石舞台』
こちらに出演させていただきます。こちらの日程はですね、
2010年の5月の14日、19時公演、野外LIVE、雨天決行でございます。
我々が演奏するところには屋根があるんですが、
来ていただく方々のところに屋根を作るという事は多分ない状況であると思いますので、
雨が降ってしまったら傘をさしていただくということや、
レインコートという形になってしまうかもしれませんが、
こちらのチケットの販売もですね、一般販売の開始が4月10日でございます。
私があの、31歳の誕生日にですね、本が発売されて、
そしてチケットの販売も開始されるということで、
まぁこの31歳という年を迎えるのも、うん、あの…
ものすごく意味深いものがあるなぁという風に思います。
こちら、飛鳥の石舞台の方のLIVEに関しましては、
HP『tsuyoshi.in』までアクセスして調べていただければなぁという風に思います。
さぁということでございまして。
先ほどの真面目な相談なんかも、コーナー開いてくださいという要望もございましたが、
そちらの方のお便りも送っていただければなぁという風に思っておりますので、
なんでもかまいません、どんどん送ってください。
メールはですね、『tsuyoshi@bayfm.co.jp』です。
ファックスは『043・351・8011』。
ハガキの方は、『〒261-7127 bay-fm』まで、お願い申しあげます。
さぁということでございまして。
まぁほんとあのいろいろね、う~ん、ある世の中ではございますが、
そうですね、先ほどの真面目な言の葉とか、命のことであったりとか、
まぁそういったものを、もっともっと歌っていきたいんだ
という風に言っておりますけれども。
やっぱ恋が悪いっていうわけではないんですけれども、
愛を歌わなければいけないんじゃないかというかね。
恋というものは、やっぱり愛を目指すものだな、と思います。
なんかその愛を勝ちとったときに、愛というものはゴールじゃなくてね、
ものすごく壮大なテーマに突入していくんです、恋から愛に変わると。
でも、人間やっぱりその、愛があるがゆえのいろんな時間がありましてね。
学ぶべきものもいっぱいあるし、失うものもあるんですが。
やっぱり、愛というものが大切なんだなぁという風に僕は思うんですね。
で、まぁ『空 ~美しい我の空』という曲があったりとかしますが、
命のことを歌ったりしていますけれども。
『春 涙』という曲もありますが、ああいうほんとに命というものを
明確に出したような状態の歌詩っていうものは、
う~ん、最初自分が音楽を集中してやり始めた時期には、
伏せていたようなラインのものではあるんですよ。
で、今日聴いていただこうと思うのは、
『れだけの日を跨いで来たのだから』という曲を聴いていただきますが、
この曲は、当時ほんとうに僕がいちばん言いたかったことなんですよね。
『ソメイヨシノ』という曲よりも、言いたかったりした部分がちょっとありまして。
でも、なんていうのかな、命の尊さ、はかなさっていうのは、
もうほんとにこれからは隠さず歌いたいなっていうのがあるんですよ。
この時はちょっとこう、なんていうのかな、隠している感じがちょっとありましてね。
重たすぎるから。そういう、日本じゃなかったんですよ、まだ。
ミュージシャンがそういうものを落とす事は、そんなにしなくてもいいんじゃないか。
ちょっとオブラートに包んだ…でも、ちゃんとメッセージがあって、
命があって、愛があって、前進があるっていう、なんかそういうものを書きたいなと。
そしたら『これだけの日を跨いで来たのだから』という曲が出てきました。
なんかその「悲惨な出来事なんて あるのが当たり前じゃない?」っていう、
すごく前向きなような諦めたような、でも諦めていないっていう曲なんですけれどもね。
この曲を今日は聴いていただきますが。
今後、僕がほんとにリリースしていく曲っていうのは、そのへんが、
命とか愛っていうものがもっと鋭利に出てくるっていうか、感はしていますね。
でもほんとにそういう言葉を、歌う人が、
ひとりでも多く出てこないといけないんじゃないかなって僕はなんか思うんですよ。
だから僕は、そういう風に進化していこうと思っておりますが。
まぁそんなこともね、楽しんでいただきたいところもありますけれども。
そういうキッカケというか、入り口にたっているときになんか創っているのが
この曲ですね。こちらを皆さんに聴いていただきながら、お別れしたいと思います。
ということで、『これだけの日を跨いで来たのだから』を聴いていただきましょう。
【堂本 剛とFashion & Music Book】お相手は堂本剛でした、さよなら。
-♪ 『これだけの日を跨いで来たのだから』 ENDLICHERI☆ENDLICHERI ♪-
음원출처: siuling
레포출처: より
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