#450
bayfmをお聞きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。
堂本剛とFashion&MusicBookはじまりました。
ここに書いてるんですけどね、3/31、またブルームーン来るんですか?2度目のブルームーン。そうだったんですよね。31日、1月がスーパームーンとブルームーンとブラッドムーンとトリプルミックスで話題になってましたものね。なるほどね、一般的にひと月のうちに満月が二回ある現象のこと。見ると幸せになる。それはいいことなんすかね?天体がこういう現象を頻繁に起こしているというの。ちょっと天体詳しくないからあれですけど。まあ見れたら見ようかなという感じですが。
もう春にどんどんさしかかってるわけでね、プリズムさん16歳の方ですけど、
「私はおしゃれはあまりしません」ということで、「休日の部活がない日もほとんどジャージで過ごす。ファッション雑誌も全然読みません。でも周りの女友達だったり友達が、メイクとかファッションやらで大忙しで、女子高生として少し危機感を感じ始めています。なので今度遠距離中の彼氏と会うときに少し頑張ってみようと思います。ですが、どんな格好をすればいいでしょうか?ナチュラルでおしゃれな格好で会いたいです。」
もうデニム。ストレッチデニム形のものとかで、上もうニットくらいで、髪をちょっとさらっとさせつつも、キャップとスニーカーぐらいの超ドシンプルでも、いいんじゃないですか。あんまり高度なおしゃれをするとかよりも。で、ちょっとニットはVかなんかにして、鎖骨ちょっと見せながら大人っぽさを演出して、ちょっと遠距離中の彼が、「なんか会わへんうちに女になったな」みたいな。ちょっとそういう感覚も与えてあげてみてはいかがかなというふうに思うんですけど。ちょっとそういう感じで春風揺れる中ね、再会するのもいいかなと思うんですけど。
決してあのファッションもね、すごい不思議なんですけど。どっかに引け目っていうか、負ける気があると、似合わないんですよ。ファッションて。「いや別にお前にいいって思われようと思って着てへんし、こっち。」って思って着てればいいんですよ。服とか、なんでも、髪の毛も。なんでも自分の「今こうしていきたいだけなんです、ほっといてください。」と思ってればいいわけですよ。そこから始めてみて次に、自分の骨格とか、似合うもの、似合わへんものの分析を始めてゆくんですよ。シルエット、体型、身長、ガタイ。いろんなもの含めて。
それで似合わへんものも、でもやりたいからやるねんみたいな。で、いいんですよ。別にもてようと思ってやってませんし、こっち。みたいな感じで。もてようと思ってしたことないやん、みたいな。「こっちのがちょっともてるかな。」みたいな感じで、家でこんなしたことないし。自分がこれ着たいねんと思って着ててもてた方がめちゃめちゃ気持ちいいやん。だからあんまり高度なことをする必要はないから、シンプルでいいと思いますよ。ちょとね、島根ですから、広大な土地でいい場所やで、島根も。そこでシンプルなファッションでね、「久しぶり」良いと思いますね。ぜひトライしてみてください。
それではPaint it,fill it with love聴いて下さい。
♪Paint it,fill it with love
堂本剛とFashion&MusicBook、今日はですね、春に始めたいなみたいなこと、何かありますかと募集しました。
まずかいぞうさんですけれども、
「私は高校1年生なんですが、春から夢の美大受験に向けて美術予備校へ行こうと思ってる。今進学校へ通い周りや先生はもう受験のことばかりを考えています。私もついに自分の受験へ向けてスタートできるんですけれども、とても嬉しく楽しみです。剛くんのラジオや歌を聴いて頑張ります。」
と言うてくれてはりますけれども。いいですね、僕も美大行きたかったんですよ。でも「駄目」って言われたんですよね。遠い過去に。「仕事に専念しろ」と。「えぇっ?」って思ったんですけど。行きたかったんですよ。服飾専門学校とか、美大行きたかったんですよね。で「アカン」と。ぼくアカンといわれたことほんとやらんと来てるなと思って。そう考えたら。そこをさ、うまいことさ、大人うまく丸め込んで、行けばよかったのにね。結果、行ったことによって何も責められへんでしょ?よかったでしょ?オレ、行ったことよってみたいな。で、良かったのにね。「分かりました。」って言って何も反抗することなく来てしまったからな。だから、この美大はね、ぼくの代わりにもお願いします。
そして、ともさんですね。
「私はもっと働きたいです。」
ともさん、もっと働きたい、なんかちょっとダジャレみたいになって恥ずかしかったんですけれども。
「今の仕事では今以上には働けない。何度か社長に掛け合ったことがありますが「今以上の仕事は・・」と言われ、なので、私もっと働けるとこ探します。体を休めるお休みも必要だと思うんですけれども、働ける今だからこそ多少無理をしてでも働かなきゃいけないんだと思います。剛くん頑張ります。」と。
燃えたぎる何かに駆られていらっしゃるんですけれど、でも本当にもっと働きたいのに働かれへんて・・まあいっぱいいるよね、そういう人が。働けるとか働ける場所とか色々あるんだよ。ぜひ働いてください。それで自分がいろいろ浄化されていったり、気持ちいいものになっていくのであればね。うん、いいことやと思いますから。働きたい・・ね、会社とかも社長さんも大変だと思うけどさ、頑張って欲しいもんですね。
そしてゆみさんですけれどもね、
「自分にとっているものといらないもの整理しようということで、新しいものに買い変えるのもあるだろうし、今まで大事に取っておいたものを手放すということも意味するので、自分に問いかけ、本当に必要なものあるいはこれはいるものかどうなのかということをいろいろ吟味ししたいと思った。それによって新たな発見があればいいなという風に期待しております。」と。
まあシンプルですけど、とてもいいことかなと思いますよね。なんかね、今ちょっとものが溢れてるなぁみたいなところもあるから、僕は整理したいなとちょうど思ってたんですよ。ハンガーがバラバラになっちゃったんですよ。一種類で揃えたいんですよ。なんですけど、服って増えてゆくから、服が増えるたびに同じハンガーが手に入らないんですよ。ってなったときに、ハンガーバラバラになっててそのバラバラもバラバラでAタイプ、Bタイプ、Cタイプで分けていけたらいいんですけれども、忙しくしてるときって、そのAタイプ、Bタイプ、Cタイプが混ざっていっちゃうんですよね、ひとつのゾーンに。そうすると色バラバラなっていくんですよ。それでがもう嫌なんですよ。で、揃えたいから、でもそのAパターンはパンツがいいとか、Bパターンはアウターがいいとかっていうふうに全部揃えたいですよ。できれば色とかも揃えていきたいんですよ。デニムはデニムからばあってはじめていきながらパンツ。パンツがいろんなパンツの中にデニムがいっぱい混ざってるのが嫌なんですよ。
デニムから始めるか、デニムから終わるか、真ん中デニムかにしたいんです。今バラバラになってることに気づいてね、これじゃいけないということで、うん、今度この重い腰を上げてそれを綺麗にしようおと思っているんですけど。ちょっと憂鬱ですね、それは。しんどいなあと思いますけど、とりあえず頑張ってやるしかないなと。
服も同じような服増えるんですよ。なんか、靴も。好きやから。もう、一緒やん、みたいな。多分俺が親やったら、子供に言うもんね。「もう一緒やん、それ。効率の悪い買い物してんな、お前」みたいな。「みてこれ、一緒や」「いや、シルエット違うし、デザインも、ポケットのデザインとか違うから」「いや、そうかもしれんけど、一緒やん、もう」みたいな。「どっちかにしたら服減んのに」ほんと自分に言いたい、それを。でも買っちゃうんですよね。ちゃんと着てますよ。着てるけど、なんかね一緒やん、買いがちなんですよね。一緒じゃないねんけど。
そしてそしてボケモンさんですけれども、
「私はね、文楽とか歌舞伎が好きでよく観劇します」と。「自分も三味線を始めてみたいなと思い、なかなか踏み出せずにいますが、映画で三味線を弾いてらっしゃいましたけれども、文楽や歌舞伎などはご覧になったことありますか」と。「奈良が舞台になっている演目も多いです。勝手ながら剛さんの佇まいが、文楽人形と似合う気がしています。」
「文楽人形と似合う」という妄想をしてもらいながら、文楽とか歌舞伎を観劇されているということで、まあその文楽人形もちょっとオリジナリティ、ちょっと出してる文楽人形作ってもらえたら面白そうですけどね。
歌舞伎とかも見に行ったことないかもな。一回見に行きたいなと思っててんけどね。タイミングを失ってしまいましたね。富士山と一緒ですわ、登ろうと思ってたのに、なんかタイミングを失った。今多分この状態で登ったら、耳キーンなるから。絶対登らない方がいいけど。それなる前からも、絶対高山病とか、かかって「ちょっと頭痛いなー」とか言い出して、「大丈夫?」「いやちょっとオレ無理かもしれんな」ってなって、「じゃちょっと一回下山する?剛くん。」「うん、ごめん、じゃ、ちょっとオレだけ下山するわ」「気いつけて」「うん、ありがとう」みたいな。多分そんなしょうもない登山になるんやろなとか思って、なんかうだうだしてたら行かなかったですねー。
やっぱ行ける人はいいよね、三半規管強い人は。オレもともとやっぱ弱いから。三半規管強いって事は多分登山も強いでしょ。絶対そうやと思うねんけどな。だって気圧低い日とか、オレ頭も痛いし、今やったら耳も痛くなるんですよね。膝も痛なるし、だから気圧に結構影響されてんな、お前。って自分に思ってるから、多分、そやろな。うん、ほんとに迷惑かけるだけの富士登山。次ぐらいは行けるやろみたいの、2回目も多分同じやと思うんやな。
「ちょっとなんかあかんな。こないだここまで行けてんけど、今回もうここであかんな」みたいな。「大丈夫?」みたいな。「うん、ちょっと」「剛くんだけ下山する?」「うん、そうするわ、ごめんな。」みたいな「うん、じゃあ気いつけて」「うん」「いやーどうだった富士山」「いや、やっぱ気持ちよかった」「へそうなんや」みたいな。「じゃ、すいません僕もハンバーグセットくださーい」(ふふ)ひとりだけ下山してちょっと体調良くなって、みんなでファミレスかなんかわからんけどご飯やさん行って。「やーすーごい、ほんまやな、めっちゃ綺麗やん、めっちゃ綺麗に撮れてるやん。この写真。へえ富士山、上こうなんや。へぇ」みたいな。多分そうなるだけやと思うんでね、うん、ぜひリスナーの方ね、富士山行かれる方ぼくの分まで行ってきて下さい。お願いします。
さあそれでは自分の国というか、日本というものが、これからほんとどんなふうになっていくんだろう。て思ったときになんかふと書いた曲なんですけど。こちらNIPPON、聴いて下さい。
♪NIPPON
堂本剛とFashion&MusicBook、今夜の放送いかがだったでしょうか。今日もいろいろお便りいただきましてね、春だから始めてみたいこと。まあでも僕自身何始めてみたいかなと思ったら特にないなっと思うんですけど。でも前のメールにもいただいたその30代最後になっていきますからね。39やねん、て思うともうちょっと恐ろしいね。ほんま恐ろしいわ。当たり前ねんけど周りの人も、友達も年取っていくやんか。不思議やわ、すごく。「え?もう43かー」とか、言ってる感じが、「そっか、オレ39かー」みたいな。すごい変な感じ。
なんかなるべく純粋で生きてたいなーていうことぐらいかな。うん、「いい大人やねんからもうちょっと頭使って生きればいいのにあいつ」って言われてもいいから、もうシンプルでいいなあ。さっきの、いるものいらないものっていうのと同じで、自分の中にある感情とかプライドとか色々しょうもないなと思うものは捨てて、それこそ心の断捨離みたいなことしてシンプルに生きてたいな。
これが自分にとって良い、これが自分にとってとって良くない、場所、人、食べ物、なんでもそうだけどそれで良いと思う。それを第三者がどうこう言うから、悪いイメージになったりすることも多いからね。ぼくにとってそれはチョイスするものじゃないからというすごい普通の話しやのに、一個人の人生の話しやのにさ、それを人が「それってどうかと思う」とか、「それってどうなんすか」とか、「てことはこういうこと?」みたいなこととか色々言ってくから、濁ってくけど。濁ることなく生きたいよね。自分の感情とか。
うん、まあなそんな風にしてね、春だからこそ、ちょっと立ち戻れるものもあるし、僕は前にもお話した愛犬の話もあるしね。ケンシロウのこととかもまた思い出しながら過ごすんだろうなと思いますし。ちょっとその前後アップダウンしたりすんのかな。気分的にもね。でもしゃあないやん、だって。そらするがなみたいな。大事な家族亡くしてるんだからって言って。そらアップダウンするがな。そういうことも含めて思って生きてるんです。
だからそういう感じで素直に生きていけたらなっていうふうに思っております。皆さんもね、新たなことにチャレンジするようなことあると思いますけれども、ぜひ頑張ってトライしてみましょう。
メールの方
tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方
043-351-8011
ハガキの方
〒261-7127 bayfm
まででどうぞよろしくお願い申し上げます。
ということでございまして、今も言いましたけれども、39になるのかとかね、いろいろな過去を振り返ったりするとことも多くなりました。若かった頃の自分とか、若い時の自分とかが、信じた愛とか正義とかそして信じすぎるがゆえに犯してしまった過ちだったりとか、ちょっと違った選択をしてしまったことだったりとか、なんかいろんなことが本当によぎるなと思って。
でもその時僕は本当に一生懸命生きてただけなんだとかね、すぐにそう思ってとか、あなたのことを想ってこうしたんだとか、いろんなこと、ほんとに振り返るとあるななんて思って。そういう思いも込めて書いたNijiの詩という曲があるんですけどもね。今この歳になってさらにその振り返る幅が大きくなってますから、このNijiの詩もまた違った聴こえ方がするなんていうふうに思っております。皆さんでね新生活に綺麗な虹がかかればいいなというふうな思いも込めて今夜はですね、Nijiの詩こちらを聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛とFashion&MusicBook、お相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたお会いしましょう。おやすみなさい。
♪Nijiの詩
2018/03/24 by こさかママ
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