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剛 244/Radio

[도모토 쯔요시] 180422「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!(모모이로 클로버Z의 SUZUKI 해피 클로버!)」

by 자오딩 2018. 4. 22.





YOUR MOTHER SHIP










http://www.tfm.co.jp/clover/index.php?catid=2800&itemid=136865


2018.04.22
堂本剛先生に学ぶ「堂本剛のファンク学」
ハピクロは、ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”!
毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルの先生たちが登場して、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中!

今週は、「堂本剛のファンク学」のハピクロ・アカデミーを開講しました。
ゲスト講師は、堂本剛先生です。

剛先生は音楽、ファッション、デザインなど、様々な分野で才能を発揮されていますが
本日は、5月2日にリリースされる堂本剛さんのプロジェクト「ENDRECHERI」の ニューアルバムのタイトル『HYBRID FUNK』にちなんで、 「ファンク学」を教えていただきます。


ファンクとは?

ブラックミュージックのひとつである、ファンク!
60年代〜70年代に活躍した、ファンクバンド「Sly & The Family Stone」に影響されている人たちも多いそうなんです!
ファンクの帝王と呼ばれた、ジェームス・ブラウン。このジェームス・ブラウンが、もともとのシステムを作ったと言われているそうなんです。そして、プリンスやマイケル・ジャクソンにも影響を与えていったそうなんです。

”キング・オブ・ポップ”と呼ばれるマイケル・ジャクソンも、剛先生的にはファンクミュージックだと思っているそう。
プリンスはファンク寄りに、ロックテイストを混ぜているそうで、ファンクを軸にさまざまな形で音楽が作られているんです。

剛先生:僕がざっくり、「ファンクって何なんですか?」と問われた時に答えているのは、仲間とか、自分の人生そのものが音に反映していくものだと思っている。
ギターとか、ベースとか、ドラムとか、誰でもいいわけじゃなくて”あの人じゃないとダメ”っていう状況、それはより強い音楽ですよね。

しおりん:なるほど〜!

剛先生:スタジオで仲良く喋ってたり、ご飯を食べに行ってたり、家族みたいな。
その家族と楽しいことをやって、それを第三者が勝手に聴いたり、グルーヴして楽しく体が揺れてノってるイメージですかね。
脳みそを飛び越えて、壁とか、セパレートとか、垣根っていう言葉があるけど、それを取っ払う感じですかね。

かなこ:確かに、”これ聴けよ!”っていう圧を感じないですよね。



ファンキーなライブ演出!

ここで、剛先生からクイズ出題されました!
大阪城ホールで、ファンクのライブを開催した剛先生ですが……”あるもの”を約1トン持ち込んでレイアウトしたそう!
その、レイアウトした物とは何か?



かなこ:1トン持ってくるの!?

清野:じゃあ、百田さんからいきましょう!

かなこ:私これ、当てにいきます! 銅像みたいなもの、オブジェ!(笑)

清野:玉井さんはどうですか?

しおりん:これは石ですよ! 大小さまざま、いろんな石を運んで置いたんです!

清野:では先生、正解をお願いします!

剛先生:正解は、石です!

しおりん:きたー! やったー!

剛先生:マスタリングエンジニアの方はわかると思うんですけど、石は電気系統の流れが変わるんですよ。

かなこ:そうなんだ!?

剛先生:元はケイ素と水で出来てる塊なので、電気を一番通しやすいのが水晶なんですよ。
電気が走ってたり、暴れてる機材の上に置くと音が変わるんですよ。ベースが腰高になってきたり、ボーカルのリバーブが伸びたりするんですよ。

かなこ:動かしてないのに!?

剛先生:何もやってないのになるんですよ。
これを目で、波形で見て”ちゃんと変わってるね”っていうのを確認して。レコーディングでも石を使いまくって、全部の音を”いっせーの!”で石で音を変えてみたりとか。

しおりん:石の形で変わるんですか?

剛先生:全然変わるの。透き通っていると音がノっていくし。ちょっと白濁してたりすると、音はそこで遅くなったりしちゃう。

かなこ:他にやっている人はいるんですか?

剛先生:海外ではいるかな。あとは、マスタリングをする人たちはオーディオの横に置いてますね。

しおりん:ちょっと原始的っぽいですね。

剛先生:アンプだったりステージの床だったり、いろいろ置いて。レーザー当てるとけっこう綺麗だったりしますね。

しおりん:確かに!

剛先生:三味線のバチみたいな、不思議な形の石も持ってるんですけど。
それでギター弾いたりとか、絵的にはぶっ飛んでて良かったです。

かなこ:そんなの見たことない!(笑)

剛先生:ちょっと変な人に映るっていうのはファンクかもしれませんね。



限界を超えていけ! ファンキーフード!

先ほど剛先生も言っていた、壁、垣根、セパレート……それは意外と自分の頭の中で勝手に決めていること!
「”こうしておいた方がいいだろう”という世論の壁であり、自分が言ってる壁ではない」と剛先生はおっしゃいます。

剛先生:僕はハンバーグが大好きなんですよ、ハンバーグを食べるんですけど、ステーキもいけるなと思うんですよ。
”食べ過ぎかな?”とか、ハンバーグを300グラム食べてたら、さすがにやめておいた方がいいと思うんですけど。
これは、世論なんですよ。

かなこ:なるほどね(笑)。

しおりん:確かに世論ですね。

剛先生:”もう200グラムぐらい、いけるんちゃう?”みたいな、”限界超えていけよ”っていう。

かなこ:自分に言うんですね。

剛先生:で、もう頼んじゃうんですよ。友達は、「え、頼むん!?」って言うんですけど。
「ほんまに食べるの?」って言うから、「食べれるでしょ」って、”食べれるでしょ”って思ったら、人間って食べれるんですよ。

しおりん:お腹いっぱいでもですか?


剛先生:うん。限界の自分を知るということなんです。

かなこ:知りたいと思うんですか?

剛先生:知りたいです。何のジャンルにおいてでも、仕事でもプライベートでも、限界を知りたいですね。
自分ができることと、他者ができることって違うじゃないですか? その限界を超えていけばいくほど、オリジナリティに近づくんです。

しおりん:うんうん。

剛先生:ハンバーグとステーキの話はすごく小さい話なんですけど。これが仕事とか、プライベートとかに置き換えた時に、”人はこうだけど、自分はこうなんだ”っていう風にやっていくことが、回数を重ねていくとオリジナリティー溢れた自分の人生になるんですよ。

かなこ:はい。


剛先生:でも、ちょっと石橋を叩いて渡るタイプでもあるので、慎重派なんですけど。叩いて割ってしまう時もあるんですよ。
そういう過去とかもあるので、より、それで損したことが多かったんですよね。失ったり、手にできなかったり、たどり着けなかったり、”なぜ、あのとき自分を信じて限界を超えなかったんだろう?”と、自分から教えてもらったことなので。
最近は思い立ったら行動に出る、それに触れてみる。自分のやりたいことに、とにかく首を突っ込んでみるんですよ。そうすると、意外と”できるな”とか、”向いてないな”とかわかるんですよ。向いてないのは、人生の中では排除していく。

かなこ:確かに、向いてるか向いてないかすらわからないことばっかりだもんね。

剛先生:テレビの企画で機会をもらったからやってみて、意外と自分に向いてるかもっていう風になると思うんですけど。
それをプライベートで、自分でやってしまうんですね。

かなこ:意外と行動的ですよね。



剛先生:1人でできることなので、一人一人がそれをやり始めたらももクロはもっと変わりますよ。

しおりん:幅が広がりますよ。

かなこ:変わるね〜。